強化ガラスと防犯ガラスの違い
お問合せの中で、強化ガラスと防犯ガラスを混同されてお話されている事が少なくないと感じ、それぞれのガラスは構造からその性質、それによる使用目的まで異なるガラスと知っていただき、認識のお間違えによるガラス使用の結果、トラブルが起きない為にも、簡単にではありますがご説明させて頂きます。
構造的違い・ガラス自体の加工の有無等
防犯ガラスは、基本的に樹脂等の膜を二枚のガラスで挟んだ合わせガラスという構造をもったガラスです。
対して強化ガラスは、一見普通のガラスに見えるのですが、ガラスに耐熱加工を施す事で強度を上げ、同じ厚さの普通のガラスと比較して衝撃に強く割れにくいガラスとなっています。
用途の違い
強化ガラスは、強度が通常のガラスより数倍高いといっても、日常使いでの安全性を考えた設定となっていますので、想定外の衝撃を受ける事でガラスは破綻し、粉々に割れるように造られています。
対して防犯ガラスは割れてもガラスが落ちず、窓の向こう側へアクセスさせないという事を主な目的として作られていて、求められる性能・機能から用途が違います。
これらの違いから、両ガラスをそれぞれのガラスの代替えとして単体で使用する事はお勧め出来ません。
しかし、強化ガラスの飛散を防止するためにフイルムを貼る事は防犯にも繋がりますので、中野区 多摩市 横浜市 松戸市 三郷市などサービスエリアの一都三県でお問合せを頂いた際は、破損を誘発しにくい素材を選んで貼る事はお勧めしています。