サッシの飲み込み・開口とは
「飲み込み」とは、窓のサッシがガラスを飲み込む様に中に落とし込むスペース(溝・窪み)の奥行・高さを表し、ガラスが見えない部分にあたります。
飲み込みの奥行・高さに対して、ガラスを差し込む幅を「開口」と呼び、ガラスの厚みに対する許容範囲を表す時に使われています。
飲み込み・開口の寸法について
一枚の透明ガラスの厚みが3~5mmや、6.8mmの網入りガラスが入っている一般的な窓として、開口が9mmで飲み込み量が6mmといったものや、開口が10mmで飲み込み量が11mmといった仕様の障子が一般住宅などをはじめ多くの建物で使われています。
飲み込み量の計算と注意点
飲み込みを考慮した具体的なガラスの寸法の例として、ガラスの見える範囲が縦600mm、横280mmとした場合、飲み込み量を6mmとして、縦横でそれぞれの寸法にプラス12mmとすると、縦が612mm、横が292mmというサイズのガラスを用意すればいいと言う事になります。
しかし、飲み込みが6mmのサッシですと、僅かな誤差でガラスの端が底に当たり、縦横の桟が組めなくなる可能性があるので、ご自身でガラスをカット、またサイズオーダー購入して交換をされる場合、1~2mm小さく見積もっておく事で上記の様な事を防げます。
ガラスサイズに対して飲み込みに余裕が有る場合は飲み込み部の底にセッティングブロック(バッカ―)を置きガラスの位置をうまく調整します。
ガラスの厚みに対する開口の許容について
開口が9mmとなりますと、ガラスの厚みが7mm辺りまでが許容範囲となっていますが、8mm厚のガラスも窓の仕様や施工方法によって収まる場合があります。しかしながら余裕がなく、お勧めはしておりません。
複層ガラス用とは別に、ビル等の窓に使われるなど、以前から厚みの有るガラス用に一般住宅向けのサイズでも開口が~14mm程のサッシもありますので、8mm~の単板ガラスや合わせガラスへ余裕をもって取り付けが可能となります。
サッシの飲み込み・開口の問題はガラス修理屋netにご相談下さい。
ご自身で窓のガラス修理・ガラス交換を行う際に、飲み込み部分を計算に入れず、ガラス屋の通販で小さく注文・購入して失敗したなど、世田谷区 杉並区 目黒区 大田区 新宿区 中野区 練馬区 品川区 渋谷区 台東区 足立区 葛飾区 江戸川区 北区 墨田区 江東区 荒川区 板橋区 横浜市 川崎市 千葉市 川口市など一都三県で、飲み込み・開口の問題でお困りでしたらガラス修理屋netへご相談下さい。
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