小口とは
「小口」とは、主にガラス板の端の辺の部分を言います。
ガラスを切断したままの状態の小口は、鋭利な刃物の様になっていて危険です。
小口加工で安全に
ガラスの外周をフレーム・サッシで飲込み覆い隠す窓やドア等へのガラス使用は、人が直接小口に触れる心配がないので、切りっぱなしでの使用で問題はありませんが、一辺でも小口が露出して人が触る可能性がある環境でガラスを使用する場合は、触っても手を切るなどの怪我を追う事の無いよう、削ったり磨くなどしてガラスの辺の角を落とす「小口加工」と呼ばれる作業を行う事で安全に取り扱う事が出来ます。
小口加工の種類
ガラスの使用場所(箇所)や目的によって、小口の削り方(形状)や磨きの程度を変えますが、基本的に大きく分けて、
・角を1ミリ程度僅かに削る「糸面」
・糸面に加え、切断面も磨いて滑らかにする「平磨き」
・かまぼこ状に小口を丸く形成するように削る「カマボコ」
・切断面を斜めに削り取ってから平磨きを施した「斜面取り」
等があります。
小口加工事例
- ・購入してきたカップボードの棚板をガラスに変えたく、交換するガラスに小口加工
- ・上側に枠を持たない板ガラス単体のパーティションを設置する為に小口加工
- ・割れたテーブルのガラス天板の修理で、既存のガラス同様、四つ角を丸め、小口をかまぼこ形状に加工にて納品
- ・本棚やサイドボードのガラス剥き出しの引き違い戸の破損時の修理に、指をかける引手と合わせて小口を加工したガラスを交換
- ・DIYで室内の壁に花瓶を置くための飾り棚用にフロストガラスを小口加工に加えてコーナー加工
小口加工の対応について
当日現地での小口加工となりますと、可能な場合でも簡単な糸面にあたる必要最低限の角落とし程度となります。
世田谷区 墨田区 三鷹市 横浜市 相模原市 松戸市 所沢市など一都三県でガラスのみ購入を希望される方を含め、ガラス修理交換時に加工が必要な場合には、小口加工の種類を参考に、お問合せの際にご希望をお伝えください。
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