コーキング
コーキングは、窓周りや水周りをはじめ様々な箇所の隙間を埋めて気密性を持たせ、水漏れの防止や部材の接着・固定、割れ目の補修等を目的として行われる作業です。
窓にガラスを固定する為のコーキング
コーキングは、※シーリング材を使用する、ビートやグレチャンと呼ばれる固形のゴムパッキン挟む方法と並んでガラスをサッシに固定する方法です。
コーキング材などと言われる事もあり、使用している業界それぞれの中でも捉え方が曖昧な部分もありすが、材料・方法を総じてコーキングと呼ぶ事が多く、ガラス屋界隈ではその呼称で話が通じます。
※シーリング材には、ウレタン系・アクリル系・シリコーン系などありますが、窓ガラスの施工には屋外を想定して主に耐候性の高いシリコーン系が使用されます。
コーキング作業の流れ
窓ガラスのコーキング作業の多くは、引き金を引くようにレバーを握る事で溶剤を押し出す事の出来るコーキングガンという器具に、規格に合った販売されているシーリング容器(ボトル)をセットして必要な箇所にを流し込み、隙間をなくし表面をなだらか(平ら)にする為にヘラ等で抑えつけながらならして仕上げ、固まったところでマスキングがされている場合はテープを剥がして完了となります。
コーキングのメリット
コーキングは、ペースト状のシーリング材をガラスとフレームとの隙間に充填し、乾いて硬化すると接着するので、ビートやグレチャンに比べ強い固定力と気密性を発揮します。
コーキングのデメリット
コーキングを打つ際には、事前のマスキングやシーリング材の硬化を待つ必要があり、また、コーキングで留まっている窓からガラスを交換する場合は、ガラスを取り外す時にシーリングを除去する工程もあり、施工に時間がかかります。
コーキング後は定期的な点検を
コーキングを行った箇所は、経年劣化によってシール部がさらに硬化が進んで柔軟性が無くなると、ヒビ割れたり、剥がれが起きる可能性があります。またカビや変色等の見た目の問題も出てきますので、定期的な点検のうえコーキング不良や不具合が見つかった際には、その箇所が原因でトラブルが起きないよう、早めの補修やコーキングの打ち直しをお勧めします。
コーキングの打ち直しお任せ下さい
シーリング部の劣化や破損等に伴うコーキングの打ち直しや、ガラス交換時を含むビート留からコーキング留めへの変更等を、目黒区 練馬区 足立区 川崎市 横浜市 船橋市 松戸市 川口市 所沢市など一都三県でご検討されておられましたら、地域最安を自負する料金にてコーキング作業を数多く行ってきましたガラス修理屋netへお任せください。
コーキングに関する事例
あるガラス店で熱割れしたコーキング留めの防火ガラスを交換したのですが、一年経った頃にワイヤーから錆が出で、そこからヒビ割れを起こしました。
それまでそんな事は起きなかったので、不信になって違うところにガラス修理を頼み、派遣されてきた職人さんに見てもらうと、コーキング処理が上手くいってなかったのか、サッシやガラスから剥がれていて、その僅かな隙間から雨や結露等の水分が入り込んだのが原因ではないかと、指摘された箇所を見せてもらって教えてくれました。
良心的な見積もりを出していてくれていて、何より、唯一実際に状態を見て問題を指摘してくれた方だし、さすがにガラスを替える際にはしっかりコーキングしてくれるだろうと思い、そのガラス屋に依頼をして、ガラスを新しく入れ直してもらいました。
そんな経緯があり、自分なりに施工後細かくチェックさせていただきましたが、コーキングのラインもまっすぐでとても綺麗だし、ガラスとサッシにしっかりと密着しているようで、これなら前の様な事は起きないのではないかと感じられました。
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