高透過ガラス
高透過ガラスとは、
通常ガラスの製造過程では微量の鉄分などが残ってしまい僅かに緑(青)色に発色してしまうため、それら不純物を特殊な方法により極力取り除く事で透明度を上げたガラスです。
高透過ガラスと普通の透明ガラスとの違い
住宅などの窓に普通の透明なガラスとして使われる事の多いフロート板ガラスを単独で見た時には透明度が高く感じられるのですが、下の高透過ガラスとの比較画像を見ていただくと一目瞭然で、高透過ガラスと呼ばれる所以である高い透過率を誇るガラスという事がお分かりいただけると思います。
高透過ガラス
通常の透明ガラス
普通のガラスに厚みを持たせたり、重ねて使用するなどすると、色が濃くなり目立ってしまいますが、高透過ガラスはその高い透明度によって厚さが増しても色濃くなる状態を軽減出来ます。
高透過ガラスの効果が発揮される場面
スタンダードなガラスと比較して高透過ガラスは価格は上がりますが、展示物の色を忠実に表現したい箇所や、強度を保つ為に厚いガラスが必要な場合で且つ透明度を維持したい場所で効果を発揮します。
高透過ガラスの導入・対応例
- ・商品その物の本来の色合いをガラスを通して見てとれ判断してもらえるよう陳列棚のガラスを高透過ガラスへ交換
- ・飼っている魚の色合いを綺麗に見たい水槽や、水圧がかかる大型の水槽に高透過ガラスを重ねて(厚さを持たせて)使用
- ・中を見易くする為サイドボードに使用していた高透過ガラスを、収納しているコレクションの出し入れの際に誤ってぶつけて割ってしまった
- ・博物館などで貴重な資料を当時のままの様子を見てもらいたい為に展示コーナーに高透過ガラスを導入
- ・ガラスケースが万が一割れた時にガラスが飛び散らない、また宝石など高額なものを入れておく為、貫通しづらい中間膜を間に挟んだ高透過ガラスを使用
- ・改装時に予算に余裕があるので、より透明なガラスが有るなら綺麗な景色をより良く見せたい店舗の窓に高透過ガラスを導入
高透過ガラスの応用
ガラスを二枚使用するため透過が気になる複層ガラスや、合わせガラスにも高透過ガラス仕様があり、また強化ガラスにする事も可能なため、クリアな視界を確保したい様々なシーンに高透過ガラスを使用した機能性ガラスがご利用出来ます。
高透過ガラスの取扱について
日本板硝子のオプティホワイト、セントラル硝子のクリアレックス、またAGCからは高い透過率に加え低反射ガラスの機能も合わせ持ったクリアサイトⅡなどを中心に、希望される国内メーカーの高透過ガラス施工に対応いたします。
高透過ガラスの修理・交換お任せ下さい
新規導入時のガラス交換の他、既に使用されている高透過ガラスの破損時のガラス修理は、江東区や相模原市、船橋市など一都三県で最安最安を自負するガラス屋が手配も迅速に格安にご提供していますガラス修理屋netへお任せ下さい。
以上の内容は、での情報となります。