カバー工法とは
カバー工法は、窓枠そのものは壁から撤去することなく、障子を取り外して、元々ある額縁の内側に新たな窓枠を被せ、それに合わせた障子入れる事で新しい窓を構築するリフォーム方法です。
カバー工法の施工時におけるメリット
これまでにない施工方法により、工事の面をはじめ、新たに窓ガラスを設置出来る事による部材の選択肢の多さや、得られる効果も多いカバー工法のメリットなどを含めてご紹介していきます。
一日で窓が出来上がる
通常の窓の改修となると、壁を崩すような大掛かりな工事となり、約1週間~の時間を要していましたが、カバー工法ではそれまでの窓枠を利用してその内側で新しい窓の取り付けを完結しますので、一つの窓に対して一日あれば作業が完了します。
画像参考:YKKap スマートカバー工法
費用が抑えられる
1day施工が可能となり、大幅な工期短縮で、人件費も削減出来る事から、カバー工法なら通常工事と比較して費用を抑える事が出来ます。
使用するガラスやとサッシが高性能な物になるにつれ、価格も上がっていきます。
ガラスとサッシの選択肢が豊富
新たな窓を取り付ける訳ですから、近年普及してきた高断熱や防犯性などに優れた高性能な窓ガラスにとお考えの方も多いと思います。カバー工法なら樹脂サッシをはじめ使用出来るガラスの設定も豊富で、お部屋に必要な性能を持った窓ガラスにする事が可能です。
窓をカバー工法でリフォームするメリット
カバー工法で窓全体を新しく出来る事で得られるものがいくつかあり、それまでの困り事や悩みを解消する事が出来ます。
歪みを解消し、動きと気密性を取り戻せる
長年使用されてきた建物は窓に歪みが出てきている事が多く、窓からの隙間風が酷くなったり、建付けが悪化して開閉にも支障が出る事もあります。
そこに経験豊富な職人の手によって歪みを考慮して採寸計算されたカバー工法による窓の設置で、それらを解消して気密性を取り戻し、開閉も新築時のようにスムーズに行う事が出来ます。
イメージ・気分も一新
窓が新しくなりますので、単純に見た目が綺麗になりますし、カバー工法でこれまでと違うカラーやデザインのガラスやサッシにした時にはお部屋のイメージチェンジのワンポイントとなるでしょう。
窓の形式(開閉方式)変更が可能
窓枠の形状等によりますが、ジャロジー窓から上げ下げ窓や、FIX窓を開閉出来る窓にする、またその逆など、窓の形式の変更もカバー工法なら一日で可能となります。
ガラスで機能自由自在
カバー工法時にエコガラス(複層ガラス)を用いる事で高断熱窓になり、また合わせガラスを選べば防犯窓とする事ができます。
また、様々なガラスが持つ効果を一つのガラスに組み合わせた多機能なガラスを使用してカバー工法にて窓ガラスをリフォームすれば安価な工事費でオールマイティな窓に構築し直す事もできます。
カバー工法のデメリット
沢山のメリットをもつカバー工法ですが、デメリットとなるのが、それまでの窓と同じ引き違い窓で作り直した場合に、ガラスの部分が小さくなってしまうという事です。
これは残った窓枠の内側に新しいガラスや障子を入れる為の框(桟)を重ねて乗せるので、どうしてもガラスが見える範囲が上下左右それぞれ5~6センチ程度内側に狭まってしまうからです。
視界も使用にも支障がなく、気にならないという人にはカバー工法による窓のリフォームはデメリットとならないものですが、気になる方は、断熱対策も考慮したリフォームなら、ガラス交換だけに止める、内窓を取り付ける、また、壁を壊して一から窓を作り直す従来の工事など、費用や工期、使い勝手や効果のほど等を踏まえて検討されるとよいのではないかと思います。
カバー工法の調査・お見積り無料でお伺いします
原状に不満がある....ガラス修理の際に.....など、杉並区 調布市 横浜市 鎌倉市 松戸市 朝霞市など一都三県で窓ガラスの交換をご検討されていて、ご説明してまいりましたカバー工法にご興味がございましたら、ガラス屋までご相談ください。すぐに調査に伺い、施工可能となれば無料見積りにて料金をご案内致します。