外から丸見えになってしまうような位置にある部屋の窓には目隠しをしておきたいものです。常時目隠しをしつつもある程度の窓の外の認識や光を取り込みたいトイレやキッチン浴室などの窓には
型ガラス(半透明なガラス)を取り付けたりしますが、庭や外の景色を眺めたいというようなリビングなどの場合、やはりガラスは
基本透明なタイプのガラスが設置されています。
そこで手軽に目隠しをする方法としてカーテンなどが使われてきていました。
最近は好みや使用目的、環境にもよりますが、ブラインドが取り付けられている窓も多く見られるようになりました。
基本的なものは、これまで多く見られてきたもので、カーテンとは違い、横向きに置かれた一定の幅を持つ羽が縦に並び、その羽根の角度を調節して目隠しの度合いや光の入り具合を調節できるメリットがあります。
必要がない時には上たたみ上げてまとめておけるので、普段の視界にほとんど支障もありません。
そんなブラインドですが、素材もタイプも様々なものが登場しています。
大きく違うものでは、見てすぐ分かると思いますが、通常の横に配置された羽が90度違い縦に配置されて横に並ぶ、縦型のブラインド( バーチカルブラインドとも呼ばれています )です。

上記3点参考画像:タチカワブラインド
縦型のタイプでは横に配置されるタイプとは違い縦にぶら下げることになるので、強度の問題が緩和され、柔らかい素材を使った通常のブラインドとはまた雰囲気の違うカーテンの様な柔らかいイメージをもった(個人的主観です)タイプのブラインドがあります。
ブラインドの羽の部分はスラットやルーバーと呼ばれる事もあり、同様な形状・動きをする窓ガラスをルーバー窓などと呼ばれています。
ブラインドですが、もちろんいい事ばかりではなく、カーテンと比較した時には、ブラインドの方はどうしても面が細く細分かれているので、羽を全閉した時でも隙間が出来ていてそこから空気の流れが起きてしまいやすく、基本的なブラインドの場合では断熱性は劣ると思われます。
ご自宅から事務所、病院等施設などブラインドの設置や交換、また、ブラインドの取付に抵抗がある方には
ブラインド入複層ガラスというガラス内蔵型の窓ガラスもございますので、お気軽にご相談くださいませ。