参考:三協アルミ プラメイクEⅡ
窓の防音対策について
防音対策といえば壁の内外に吸音や遮音の為の効果のある素材を追加したり、壁を最初から防音加工された高性能な部材で建築するなどがありますが、壁と同様に重要な場所が窓です。
参考:三協アルミ
音の種類によっての違いはありますが、壁以上に窓ガラスは室外からの様々な物音や騒音、室内から漏れる人の声や楽器など様々な音が伝わり易く、その音量によっては様々な悪影響を及ぼし、生活をしずらくし、果ては健康状態にも影響を与えかねません。
DIYでも出来る防音対策
そこで窓の防音対策として、費用をかけずにまずご自身でも出きる施策を考えてみます。
遮音カーテン
カーテンを遮音性のあるカーテンを使用するという方法です。
これは既存のカーテンがあれば。入れ換えるだけで済むという利点もあります。
隙間テープ
意外と忘れがちなのが、窓の隙間などから漏れ入ってくる直接的な音です。
引き違い窓をはじめとする、開閉式の窓には窓枠と障子の間にクリアランスがあるので、その隙間を埋めるという方法です。
しかし元々開閉を行える為に設けられたクリアランスなので、防音対策のために詰め物をする事で開閉に支障が出る可能性もあるので、その点を理解して施工しましょう。
防音シート・パネル
直接窓ガラスに貼り付け、振動・波動などを軽減させるという防音対策です。
製品によっては、窓ガラスを設置する理由の一つでもある視界が制限されてしまう事があります。
防音仕様の窓ガラスに交換
上記のような防音グッズでは窓に不具合が起きる、効果が得られなかった、面倒なので最初からガラス屋さんにお願いしてキッチリ防音対策をしたい、という場合には、窓ガラスをリフォームするという効果的な方法が有りますのでご紹介します。
防音ガラスへ変更
参考:日本板硝子
防音ガラスとして専用に製造された合わせガラスに交換することにより、振動を吸収し、音を伝えにくくします。
複合的なメリットとして、飛散防止や 紫外線防止などの効果が有り、割れた時の安全性も高いガラスです。
内窓を足す
防音ガラス単体でもそれなりの遮音効果はありますが、窓の防音対策を考えると、ガラス以外の部分の対策も考えていく事も重要になります。
隙間テープの紹介で申し上げたように、開閉が出来る窓は目に見えなくとも微妙な隙間があります。
例えばスライドするような引き違い窓ならば、窓の外枠との間だけでなく、左右の障子がすれ違う為の、また下の部分にはスムーズに動かす為の、さらに戸車が着いてるならその分にも隙間が必要で、そこから音が漏れている事も考えられます。
その隙間の中で微妙な振動があれば、それも音に影響してくるでしょう。
そこで今の窓が上記断面図の様な標準的な単層の障子の窓であれば、内側に新規にもう1枚窓を構築する内窓を足す防音方法です。
結果二重窓となり、単層の窓より気密性が高まり、隙間からの音漏れや、窓ガラスが二枚有る事でガラスを通しての音の伝わりも軽減できます。
この防音対策は、断熱対策としてもとても有効な方法でもあります。
窓の防音対策はガラス屋へお任せ下さい。
「外から聞こえる車の音や工事」、「人の騒ぐ声など騒音に悩まされている」、「家で唄やカラオケをしたい」、「ピアノやギターなど楽器を弾きたい」、「赤ちゃんがいるので...」など、外からの音も室内からの音も気になる場合は、窓の防音対策リフォームも格安なガラス修理屋netへご相談ください。